フォーガットン
| フォーガットン | |
![]() | ジェームズ・ホーナー ジェラルド・ディペゴ ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2006-11-29 売り上げランキング : 78073 おすすめ平均 ![]() う〜ん X-ファイル 何かのサイン……Amazonで詳しく見る by G-Tools |
フォーガットンの感想 (感想を書いてポイントGet!)

Amazonでの評価は低いが、私は80年代を思いだし、楽しく観賞できた。
これをバカ映画と評している人(Amazonにはかなりの数のそういう感想がある)は、単純に映画を観た絶対量が少ない人だと思われる。本当のバカ映画を知らないのである。年季の入った映画ファンでバカ映画をわざとチョイスして観るような人は、つられないように。逆に「全然バカ映画じゃないじゃん……」と、がっかりすることになる。
またAmazonの評になるが、「Xファイル」っぽいという指摘がいくつもある。まるで鬼の首をとったかのごとき勢いで……。
しかしその「Xファイル」こそ80年代ハリウッドSFスリラーの集大成(というか焼き直し)の側面を持っていたわけで、別段オリジナリティを云々するような話ではないのだ。
この作品は、単に古き良きSFホラーないし「奇妙な味」(リチャード・マシスン系)風のストーリーおよび演出を軸に、現代の映像技術で創りあげたエンターテインメント・スリラーである。純粋な娯楽作品として仕上がっている。
チープさも、わざと狙ったのだろう。そういう内容にふさわしく、アメリカのテレビドラマでおなじみの俳優(つまり、映画俳優ではない人)も何人か出演している。
最近当たる海外ホラーは、「ソウ」や「CUBE」のような本格ミステリ風のトリックを仕掛けたものが目立つ。だからそういった作品と同系列のものを期待して観た人は、評価が低くなるのだろう。しかし映画とは、そんなに一辺倒な価値観で作られるものではない。
なお心理スリラーとしてのストーリーの起伏より、ドカーン! と瞬間的に驚かすショッカー的演出の方が目立つし、成功している。観賞の際は、劇場と同じくステレオ大音量で観るべき作品である。
しかし本当に、Amazonの評にはヘンなのが多い。
「スリラーなのに伏線がキマってない」といった内容を書いてる人もいる。おかしな指摘である。そもそも伏線など張られていないのだ。ならば、謎解きがないのも当然である。何を期待しているのか。同種の映画を100本観てから文句つけて欲しい。なお「同種の映画」とは、「ソウ」や「シックス・センス」のことではない。「スクリーム」シリーズでパロディの対象になったような、70~80年代のホラー映画群である。
繰り返すが、「バカ映画」という批評は単純に間違っているため、悪食な感性で観てはいけない。「フォーガットン」は、偉大な傑作というわけではない。しかし笑える部分も特にない、ハリウッドらしいエンターテインメントである。
ただ私も肩すかしだったのは、DVD特典の「もうひとつのエンディング」。
これが本編エンディングと大して差異のない内容だったのは、マイナス点といえる。
ところで映像特典にて、「ER」の主役だったハゲ頭の俳優が「この映画に出るまで引退していた」などとコメントしていた。知らなかったなあ。「ER」も途中で見るのやめてたし。海外ドラマっていうのは、どうしてああも続き過ぎるのか……なんて話は、ここに書いてもしょうがないか。
⇒ 新しい感想を書く
映画 ⇒ 洋画
- ロックンロール・ハイスクール ( 2002-09 - 1400pt)



何かのサイン……